モーターとの語らい①

いしや

2018年09月03日 16:52

最近めっきり秋らしくなってきました。とはいうもののピークは過ぎただけで相変わらず暑すぎるのですが、、、

そういやぁ,沖縄にはカタブィという言葉がありますが,今っぽい言葉に直すと”ゲリラ豪雨”になるのでしょうか?内地に比べて河川が短くで島で,且つ短時間なので影響は少ないですが,県外は大変です。ちなみに沖縄の小学生含めて夏の雨の日に傘を余りささないのはこのカタブィに寄ることが多いそうです(笑)すぐ止むし,日差しですぐ乾くというので。

で,本題です。

最近職場に来た機械。


何と岩石を研磨できます(笑)ま,借り物なのでいずれ返すのですが,取り敢えず使ってみることに。
スイッチを入れますと「カチッ!!!・・・ウォン・・・ウォン・・ウォン」と徐々に加速を始めていきます。で,暫し待つと
「ウォウォウォウォーーーーー!!!」と凄まじい速度で回ります(笑)研磨粉は吹き飛ばされ,水は1分で無くなるという、、、
「これでは片磨れしてしまう。。。」と一念発起!!!モーターの速度変えさせて頂きます!!!

で,ちなみにこの研磨機は1960年代にはあったそうなので既に5・60年生きていることになります。
モータースペックは


こんな感じです。

で,流し読みして(←これが後々やらかします)。交流モーターなら「トライアック回路じゃ!!!」という短絡的な思考で話を進めていきます。
で,トライアックの部品などは秋月電子で購入。製品スペックみて,色々考えます。
で,色々やってみたかったのを混ぜ込んで煮詰めます。

で,ケースは3Dプリンタで造って,放熱の為にアルミで一面はカバーします。

さっそく


sketch Upで描いてstlデータ吐いて,プリント。Fusion360で描くのも考えたのですが図形は単純なのでサクッと慣れてるsketch Upにしました。

で,トライアックの部品は

こんな感じ。まぁ,結構な方々がブログ上で作り方などを公開されているので参考にしながらはんだ付け。
まぁ,部品点数も少ないので直ぐに終わります。

基本的に線材やネジ類はジャンクプリンターとかモニターなどから回収したものを再利用。やっててよかったジャンク部品取り(笑)



で,組み上げて


うーん,美しくない。。。ちょっと無理して線出したのがまずかったです。。。次は考えよう。。。

で,扇風機で確認。無事に制御できています。
ということで,いざ本番。これで上手くいけば,ねじ止めして防水処理をします。


で,結果。惨敗。。。わたくしの理解が甘かった、、、いやね,変速は出来るのですがそのレンジが狭すぎて,意図した速度に落ち着かないのです。。。現在,普通に扇風機などに使われている三相交流モーターではなく”単相”であることをちゃんと考えずに,スイッチが切れた時の逆起電力に対する仕組みなどすっ飛ばして考えた末路です。。。なんということでしょう(笑)

ちゃんと勉強し直して再チャレンジです。あっ,ちなみにこの研磨機の速度でも綺麗に磨れるようにはなったので必要性は低下したのですが,上手くいかない事に対する好奇心のみで頑張っていきます(笑)
ではまた。



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