泥岩と蛇紋岩

いしや

2019年11月16日 23:30

季節はすっかり秋に入りました。多分。夏日がありますが沖縄では確実に”秋”ですね。ススキも出穂してるし(笑)
そろそろ外周歩く季節です。

で本題。
以前,北の方にいったときに観た,泥岩と蛇紋岩の接触部。。

黒色泥岩はユーラシア大陸側の前弧海盆に堆積したもので,蛇紋岩はマントルから上昇してきたもの。
この2つがせめぎ合ってる”際”,何てロマンなのでしょう。ここに観えているのはいわば最前線です。
良い感じで接触してるのが岩塊として落ちていたので、いざ薄片でより細かく観たいのです。


この部分。

オープン

クロス
おやおや,岩石の見た目からは・・・これがロジン岩になった状態なのでしょうか?
ちなみにロジン岩とは,カンラン岩が地殻変動などによって上昇しながら,蛇紋岩になるさいに,カンラン石に含まれていたカルシウムが吐き出されて,周りにある岩石に供給されて出来る変成岩とのこと。(まぁ,大枠ではこんな感じ)

他の部分

この”際”は

オープン

クロス
おぉ・・・何だろうこのモノトーンの世界。。。わ、解らない。。。



オープン

クロス
方解石の脈に,コロコロした四角いのは方沸石かな?


綺麗に脈状で結晶が肉眼でも観えるとこ

オープン

クロス
う~ん,判りそうで判らない。コノスコープかな、、、


オープン

クロス
ブドウ石とパンペリー石かなぁ~
拡大すると

毛状の結晶です。


オープン

クロス
もともと泥岩にあった粘土鉱物や石英なども含め,いやはや大変な事になっています。う~ん,沸石判らない・・・。岩石で愛でた方が解り易いんですね(苦笑)もっと情報を引き出せたら面白いのに。力不足。。。

最後に

オープン

クロス
少しでも出来てたら面白いんですが・・・。EPMAとか当てたいなぁ~(笑)

結論。”際”は面白いけど,引き出す知識が必要です。。。頑張ろうー。
ではまた。





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