泥岩と蛇紋岩
季節はすっかり秋に入りました。多分。夏日がありますが沖縄では確実に”秋”ですね。ススキも出穂してるし(笑)
そろそろ外周歩く季節です。
で本題。
以前,北の方にいったときに観た,泥岩と蛇紋岩の接触部。。
黒色泥岩はユーラシア大陸側の前弧海盆に堆積したもので,蛇紋岩はマントルから上昇してきたもの。
この2つがせめぎ合ってる”際”,何てロマンなのでしょう。ここに観えているのはいわば最前線です。
良い感じで接触してるのが岩塊として落ちていたので、いざ薄片でより細かく観たいのです。
この部分。
オープン
クロス
おやおや,岩石の見た目からは・・・これがロジン岩になった状態なのでしょうか?
ちなみにロジン岩とは,カンラン岩が地殻変動などによって上昇しながら,蛇紋岩になるさいに,カンラン石に含まれていたカルシウムが吐き出されて,周りにある岩石に供給されて出来る変成岩とのこと。(まぁ,大枠ではこんな感じ)
他の部分
この”際”は
オープン
クロス
おぉ・・・何だろうこのモノトーンの世界。。。わ、解らない。。。
オープン
クロス
方解石の脈に,コロコロした四角いのは方沸石かな?
綺麗に脈状で結晶が肉眼でも観えるとこ
オープン
クロス
う~ん,判りそうで判らない。コノスコープかな、、、
オープン
クロス
ブドウ石とパンペリー石かなぁ~
拡大すると
毛状の結晶です。
オープン
クロス
もともと泥岩にあった粘土鉱物や石英なども含め,いやはや大変な事になっています。う~ん,沸石判らない・・・。岩石で愛でた方が解り易いんですね(苦笑)もっと情報を引き出せたら面白いのに。力不足。。。
最後に
オープン
クロス
少しでも出来てたら面白いんですが・・・。EPMAとか当てたいなぁ~(笑)
結論。”際”は面白いけど,引き出す知識が必要です。。。頑張ろうー。
ではまた。
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