続きです。唐突ですが，


なんでしょう，すぐに判りそうなのにも関わらず，探し出せないもどかしさが募ります。。。

そんなモヤモヤした思いを抱きつつ次の現場へ


どうでしょう？すごくワクワクしませんか？日本の地質構造を考える上で重要な「境目」がここにはあるのです!!!しかも，長篠なので日本史的にも色々と面白い地域。なんて，ワクワクが詰まっているのでしょうか!!!

はやる気持ちを抑えつつ


上の案内表示から徒歩３分で到着
まずは心を落ち着けるために，解説板を読みます


要点がまとめられていてさっくり読めますね。
そして，いざ露頭に目を向けて


いやはや，ここが領家帯と三波川帯の境目ですが～。日本の地質帯の大分類をする境目が目前にあると思うと感慨深いです!!!
ちなみにこの後知りますが，中央構造線が観れる露頭はこの地域にも他にもいくつもあるとのことですが（笑）今度は全てコンプリートしようかな～。

で，移動。博物館へ


ここは自然史が強くて，地質関係も充実していて，一日居れます。今回は動植物はさっと観ただけで終わってしまいましたが，鳳来寺の自然散策をする際にはここで事前楽習していくべき場所です♪

その後，素敵な露頭に出会うために移動。
と思いきや，行き当たりばったりで安全を確認して，急にハンドルを切ってしまいます。

「赤沢弁財天」様に立ち寄ります。ここでは，水を求める人が多いらしく，20年来の採水者の方もいるようです。
ここを管理されている方が，①お参りに来ただけ，②沖縄から来た，という２点に興味を持って下さり，いろいろと紹介などして頂きました。
付近には素晴らしい河床などもあり，近くに行かれた際には立ち寄って，管理人さんとお喋りされることをお勧めします（笑）

で，昨今，「祭り」に興味のあるわたくしは，近くの「津嶋神社」にいってみました。ここは，県指定民俗文化財の「三郡橋 参候祭」がおこなわれるとのことです。


神社でたまたま作業なされていた方が，たまたま祭りの長の方で，いろいろとお話しが聴けました。いやはや，来年の１１月の第２週の土曜日は空けなくてはいけませんねぇ～

ちなみに


今年の参候祭の模様が，わたくしの行ったつい数日前に撮影されたようで，１２月９日に放送されるそうです。放送局が受信できる方は御覧になってください。

で，管理しているおじさまから


庭の”ゆず”など戴いてしまいました。果皮は料理に，果汁はお酒に，種子は油分補給にと，とことん有効に利用する方法を教えて貰いました!!!

で，文化を堪能した後は，露頭です（笑）


なるほど，ふむふむ。ここでは，領家変成岩類の神原トーナル岩が露出しているとのことです。いやはや，こんな組織なんだと知識を貯めます。本当にいろいろな表情があるもんです！

で，返す刀で戻ります。で，時刻はすでに16時近く、、、残念ながら露頭は行けそうにないので，紅葉を眺めます。


見事ですねぇ～。針葉樹の緑とあいまみえて美しいです。


滝壺との共演。本当に絶好な色付き具合の時に訪れました。

最後に名残惜しかったので，領家変成コンプレックスの変成砂岩を観ました。


ふむふむ，泥質岩の変成岩とは同じ条件で変成作用を受けてもここまで変わるのですね!!!眼福，眼福♪学ばせて頂きました。

ここまで観て，相方を迎えにセントレアにとんぼ返り。これにて２日目終了です。


おやおや想定外の長さ。。。続く。