岩石薄片岩石研磨
石を磨く②
台風20号ですね。。。前線など刺激し過ぎないで欲しいものです。
そんな雨のなか本題。(2019/10/27:追記)
岩石を研く時はどんなのを使うでしょうか?研究室などであればプレパラップなどでやると思いますが,個人にはなかなか無用の長物。で,家庭でやるには如何にするか,問題です。私の場合は刃物研ぎ機を使って荒い研磨まではいけますがやはり,手摺りで細かい番手はやりたいもの。
で,ポイントとして研磨面が『平面』であることは重要です。鉄板などでやったりしますが結構高いし,使っていくうちにどうしても歪んできます。ま,日々,使い終わると平面だしすれば良いのですが。。。
ってなこと踏まえて考えてみると,適度な厚さで方減りしたら張り替えれたら良いのじゃないかと思った次第。
そこで準備
普通は鋼鉄板とか使いますがステンレス鋼で試してみます。SUS430を使います。フェライト系ステンレスで,まぁ一般的なもの。
これは1 mmなので平面が出ている物を下に使います。
これ実は,パソコンの画面に使われているアクリル板。8 mm程あるので強度は十分あります。普通に摺っているぐらいでは,たわみもほとんどありません。しかも,ディスプレイに使われる位なので平面も綺麗に出ています。なんと素晴らしい♪取ってて良かったアクリル板!!!
ジグソー使ってバスンと切って
我が家で3年熟成を経た,111番。ようやく出番です(笑)
で,ここから研磨面を作っていきます。
使うのは
アランダムの1000番とメノウ板。目を整えていきます。
これが
こうなって
こうなります。
微妙な歪みはおいおい直して。う~ん,ステンレス鋼(SUS430)は結構柔らかいですね~。どうなるかなと心配。
まずは使ってみます。
うん,もうちょい摺り込みたいですね。
ちょっと摺ってみます。
↑こんな感じ
摺っていった感じとしては,上手く研磨剤を噛んでくれて擦り心地はなかなかいい感じです。これでもうちょい滑ると完璧なんですがね~。ちょい掛かる摩擦が嫌な働きをします。
貼り付ける研磨面をちょっとやってみます。
なるほど・・・これはちょっとした問題が起こっていそうな・・・。ちょっと調べてみますか。
(追記)
はい,研磨面を観ると
例えば花崗岩
最初は,「おっ?金属鉱物入ってる!!!おぉ~♪」だったのですが・・・
どうやら,研磨剤によって劈開面ではく離した部分に噛み込んでいるようです。。。
なるほどー,ステンレスの研磨板がない(多分)理由が解りました。でもまぁ,SUS430しかやってないのでこの材は不向きということでしょうかね。うーん,SUS430(ビッカース硬度:183)で鋳鉄(ビッカース硬度:160~180)ってことで似てると考えて使ってみたのですが,削れ方が全然違いますね。やはり鉄でいってみるのが良いかな~。(追記終了)
取り敢えず,普通に岩石の面を研くだけなら必要十分です!!!さて,使える事は解ったので,次の段階に進むかな。
ではまた。
そんな雨のなか本題。(2019/10/27:追記)
岩石を研く時はどんなのを使うでしょうか?研究室などであればプレパラップなどでやると思いますが,個人にはなかなか無用の長物。で,家庭でやるには如何にするか,問題です。私の場合は刃物研ぎ機を使って荒い研磨まではいけますがやはり,手摺りで細かい番手はやりたいもの。
で,ポイントとして研磨面が『平面』であることは重要です。鉄板などでやったりしますが結構高いし,使っていくうちにどうしても歪んできます。ま,日々,使い終わると平面だしすれば良いのですが。。。
ってなこと踏まえて考えてみると,適度な厚さで方減りしたら張り替えれたら良いのじゃないかと思った次第。
そこで準備
普通は鋼鉄板とか使いますがステンレス鋼で試してみます。SUS430を使います。フェライト系ステンレスで,まぁ一般的なもの。
これは1 mmなので平面が出ている物を下に使います。
これ実は,パソコンの画面に使われているアクリル板。8 mm程あるので強度は十分あります。普通に摺っているぐらいでは,たわみもほとんどありません。しかも,ディスプレイに使われる位なので平面も綺麗に出ています。なんと素晴らしい♪取ってて良かったアクリル板!!!
ジグソー使ってバスンと切って
我が家で3年熟成を経た,111番。ようやく出番です(笑)
で,ここから研磨面を作っていきます。
使うのは
アランダムの1000番とメノウ板。目を整えていきます。
これが
こうなって
こうなります。
微妙な歪みはおいおい直して。う~ん,ステンレス鋼(SUS430)は結構柔らかいですね~。どうなるかなと心配。
まずは使ってみます。
うん,もうちょい摺り込みたいですね。
ちょっと摺ってみます。
↑こんな感じ
摺っていった感じとしては,上手く研磨剤を噛んでくれて擦り心地はなかなかいい感じです。これでもうちょい滑ると完璧なんですがね~。ちょい掛かる摩擦が嫌な働きをします。
貼り付ける研磨面をちょっとやってみます。
なるほど・・・これはちょっとした問題が起こっていそうな・・・。ちょっと調べてみますか。
(追記)
はい,研磨面を観ると
例えば花崗岩
最初は,「おっ?金属鉱物入ってる!!!おぉ~♪」だったのですが・・・
どうやら,研磨剤によって劈開面ではく離した部分に噛み込んでいるようです。。。
なるほどー,ステンレスの研磨板がない(多分)理由が解りました。でもまぁ,SUS430しかやってないのでこの材は不向きということでしょうかね。うーん,SUS430(ビッカース硬度:183)で鋳鉄(ビッカース硬度:160~180)ってことで似てると考えて使ってみたのですが,削れ方が全然違いますね。やはり鉄でいってみるのが良いかな~。(追記終了)
取り敢えず,普通に岩石の面を研くだけなら必要十分です!!!さて,使える事は解ったので,次の段階に進むかな。
ではまた。